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自給飼料の生産

自給飼料の生産を支援しています。

イベント情報

自給飼料等生産支援に関するイベント情報は、こちらからお伝えします。

県内飼料生産の取り組み

平成22年度

【西部 酪農経営】　平成２2年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県西部　平成２３年３月３日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）有休農地を借地利用するため、農協が仲介役となり、3者契約を結んでいる。
  • （２）飼料の収穫調製とサイレージ販売は6戸共同管理で行い、サイレージ配送者として1人雇用している。
  • （３）飼料組合が収穫調製したサイレージの負担金は、１頭当たり3千円／月で精算している。
  • （４）耕種作物の裏作利用で交互輪輪作体型を積極的活用している。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛210頭、育成牛70頭
  2. （２）土地面積　（単位：ａ）
    飼料畑6,300ａ（借地4,500ａ）
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    飼料機械化組合共同
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ6,300ａ播種播種収穫収穫

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）輸入飼料価格に反映されない酪農経営を目指している。
  • （２）車両機械の修繕更新費用として１頭当たり500円／月積立しているが、自己負担軽減のためにも有用な補助事業活用を検討したい。
  • （３）午後のみの夏季収穫調整となり長期間となるため、オペレーターの負担が大きい。

【吾妻 酪農経営】　平成２2年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県吾妻　平成２３年２月２１日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）とうもろこしサイレージの収穫、調製を機械化組合員６戸（当初１０戸）共同で行っている。
  • （２）３年前に自己資金で、１９９９年製造の自走式ハーベスター６条刈を導入し、作業時間は約３０時間、１週間で収穫調製を行っている。機械の資金繰りについては５年返済と、作業賃借料として約３５千円／時間の利用料を徴収している。
    また、効率的な活用を図るため、員外者へも刈取作業を行っている。
  • （３）共同草地については、組合所有のロールベーラーで共同作業を行うが、個々の草地については個別対応している。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛250頭・育成牛100頭
  2. （２）土地面積　（単位：ａ）
    飼料畑とうもろこし　3,500ａ
    共同草地　1,200ａ
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    とうもろこしハーベスター、ロールベーラー等収穫調製機械等
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ6,300ａ播種
上旬～		上旬収穫収穫
下旬～		上旬
共同草地1,200ａ

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）当初、ハーベスターの更新については補助事業対応を検討したが、対象条件、収穫に間に合わない等で参加しづらい条件もあるため、今後条件緩和も検討してほしい。
  • （２）機械の修繕、維持は容易ではない。
  • （３）管内には昭和５０年代頃から活動をしている飼料生産組合があるが、経営中止や高齢化等からＴＭＲセンター組織を核とした組合統合も一時検討されたが、今のところ動きは無い。

【利根沼田 肉用牛経営】　平成２2年　度自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県利根沼田　平成２３年３月４日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）とうもろこしは飼料請負組織へ委託して、ロールベール化している。裏作のイタリアンライグラスは青刈り利用している。
  • （２）冬季用の飼料として、稲ＷＣＳロールサイレージを約300個購入している。
  • （３）全頭を家畜育成牧場へ積極的に放牧、放牧利用の推進と労力軽減を図っている。冬季放牧も行っている。
  • （４）堆肥については、わら交換を含めて近隣耕種農家へ提供している。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛70頭、育成牛10頭
  2. （２）土地面積　（単位：ａ）
    飼料畑380ａ（借地300ａ）
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    農業公社と請負契約
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ300ａ播種収穫
イタリアンライグラス80ａ収穫播種

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）飼料の収穫調製は外部組織を積極的に活用したい。
  • （２）遊休農地も存在するため、今後活用したい。

平成21年度

【中部 酪農経営】　平成２１年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県中部　平成２２年１月２２日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）とうもろこしの収穫調製については、一部外部組織に作業委託してロールベール処理している。
  • （２）平成20年度から粗飼料生産組合を立ち上げ、水田利用を積極的に行っている。
  • （３）収穫調製した飼料イネ、ムギ及びとうもろこしロールと輸入乾牧草を混合処理し、搾乳牛に給与している。
  • （４）同組合での不足分については、別の飼料請負組織と連携して、飼料ムギ７ｈａ分を購入している。
  • （５）たい肥の水分調整材として、もみ殻、麦わらを使用し、水田にたい肥施用を行っている。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛90頭、育成牛50頭
  2. （２）土地面積
    飼料畑1,800ａ
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    飼料イネ及びムギは全て作業委託
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ500ａ播種収穫
飼料イネ600ａ播種収穫
飼料ムギ700ａ収穫播種

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）飼料生産については、飼料請負組織に作業委託するとともに水田転作利用を積極的に行う。
  • （２）今年度は準備が整ったので約５ｈａ増やす計画である。

【西部 酪農経営】　平成２１年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県西部　平成２２年２月１５日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）当初、飼料増産組合を設立したが、現在利用しているのは２戸共同となった。
  • （２）平成３年より町外の借地草地１,500ａを耕作し、播種と追肥は共同作業している。
  • （３）組合負担金として毎月１万円を積立て、ロール個数で精算し、残った分は販売をしている。
    草地については面積拡大が可能である。
  • （４）草地に隣接している水田１ha分について除草作業委託を受けている。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛35頭、育成牛15頭
  2. （２）土地面積　
    飼料畑500ａ（借地400ａ）・草地750ａ（借地750ａ）
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    共同車両機械：ロールベール・モアコン・ヘイベーラー・ブロードキャスター
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ500ａ播種収穫
オーチャード・リードキャナリー750ａ播種追肥収穫

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）車両機械の老朽化等で修理代がかさんでいる。
  • （２）車両機械の導入補助事業を検討してほしい。

【吾妻 酪農経営】　平成２１年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県利根沼田　平成２３年３月４日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）トラクターを４台所有、ほ場は約５~６km範囲内に０．４～５haまで９筆に集約されている。
    特にグラスは、牧野組合から１０ha草地管理委託されたことを契機に、生産用地拡大を図ってきた。
  • （２）ともうもろこしはサイレージ、グラスはロール化し、１番刈りは搾乳牛、２番以降は乾乳育成に給与している。
    とうもろこしの収穫調製は１戸と共同作業している。
  • （３）ダメージ品については積極的に有償販売している。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛47頭・育成牛40頭
  2. （２）土地面積
    飼料畑700ａ・草地1,700ａ
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    とうもろこしサイレージの収穫調製は２戸共同
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ700ａ播種収穫
オーチャード主体1,700ａ追肥収穫収穫追肥収穫

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）獣害柵を設置しているが、イノシシによる草地掘り起し、とうもろこし被害が多い。
  • （２）草地更新時期になっているので今後実施したい。

【利根沼田 酪農経営】　平成２１年度　自給飼料生産取り組み事例

地域名：群馬県利根沼田　平成２２年１月２６日

収穫・調製利用、栽培管理技術の特徴及び作業の効率化

  • （１）飼料畑は全て農場から５km範囲以内に集約されている。
  • （２）３年前細断型コンビラップ機（据置型）を個人資金で整備、とうもろこしは細断型ロールにしている。
  • （３）飼料生産の集約化を図るため、３条刈りコーンハーベスタ、モアコン、ロールベール等の作業機で効率化を図っている。
  • （４）草地は共同、とうもろこし収穫調製時の運搬のみ雇用で実施している。
  • （５）肉用牛農場からとうもろこしの５０ａ分の収穫請負の受託を行っている。

経営概要

  1. （１）飼養頭羽数
    経産牛50頭、育成牛30頭
  2. （２）土地面積
    飼料畑1,300ａ（借地1,050ａ）・草地700ａ（借地700ａ）
  3. （３）飼料生産の共同利用、作業委託等
    とうもろこし収穫調製のみ雇用
  4. （４）飼料作付体系と施肥管理

作物名（使途）のべ面積3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月
トウモロコシ900ａ播種収穫
イタリアンライグラス400ａ収穫追肥播種
播種収穫
リードキャナリー・オーチャードグラス700ａ追肥収穫収穫収穫

自給飼料生産に対するご意見等

  • （１）クマ、イノシシ、シカ、サル等の獣害被害により被害が深刻になっている。
  • （２）過度の労働投資で体力的にも疲弊している。

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